生理用品の無償提供用のディスペンサーの開発・設置の実証実験を通じて、日本における月経の諸課題について研究します。
たとえば《生理用品の無償提供用のディスペンサーがトイレ内にあること》といった小さな工夫をして社会をデザインすること で、月経のある人のウェルビーイングがちょっとだけ前進するかもしれない。そして、よりよい社会(未来)をデザインするた めには、月経をめぐるウェルビーイングが必要、つまり両者の関係は双方向の矢印で結ばれている、と本プロジェクトでは仮定 しています。
本研究のメイン・コンセプトは、Menstrual Wellbeing by/in Social Designです。略してMeW(ミュー)。大阪大学ユネスコチェアのメイン・コンセプトであるSocial Design for Health(健康のための社会デザイン)をベースにし、MeWプロジェクトは、2021年度のヒューマン・サイエンス・プロジェクト(HSP)の研究資金を得て実施しています。
日時:2024年8月8日11:00~17:00
場所:ららぽーとEXPOCITY 3階 はんだいラボ (フードコート横)
大阪モノレール 万博記念公園駅
ワークショップ(無料):1回目 11:00~12:00、2回目 13:00~14:00、3回目15:00~16:00
対象者:小学生、中学生(男女問いません)およびその保護者
ワークショップ時間外 入場自由! 生理を学べる いろいろな展示があります(詳しくはチラシをご覧ください)
主催:生理の保健室☆協会、大阪大学UNESCOチェア MeWプロジェクト
共 催:大阪大学人間科学研究科附属 未来共創センター、大阪大学ダイバーシティー&インクルージョンセンター
MEdu Labo (月経教育を考える科研チーム)
世界的な⽉経をめぐ るジェンダー平等のムーブメントを牽引しているコロンビア⼤学公衆衛⽣⼤学院のソマー教授をお招きし、 看護学がご専⾨の埼⽟県⽴⼤学元副学⻑兼学部⻑の鈴⽊名誉教授、学校での⽣理⽤品無償提供を開始した明⽯市市⺠⽣活局⻑の箕作⽒にご登壇頂き、 プレゼンテーションに続いて、パネルディスカッションを行います。
「月経のある人々のウェルビーイングの向上を目指した研究および実践」を評価され、MeWプロジェクト 代表の杉田が、2023年6月24日に内閣府特命担当大臣より「令和5年女性のチャレンジ賞」の表彰を受けました。 これまでの国内外における月経研究と、多くの方々に支えられてのMeWプロジェクトの実践活動を評価して頂いたものと思います。月経という社会課題、そして生理用品のトイレ内無償提供に、光が当てられたことを、MeWプロジェクトメンバー一同嬉しく思います!
MeWメンバーの付、小島が【関西共創万博in大阪】に参加しました。企業様・学生団体様に向けて、MeWディスペンサーの魅力をお話しさせていただきました。ブースディスカッションでは、ディスペンサー本体をご覧いただきながら意見交換を行いました。
MeW ディスペンサー の一般向けに販売を開始しました!複数のイベントにて「どこで買えますか?」「一般向けに販売されていますか?」というお声を頂き、MeW Dispenseのご希望を募って、受注生産につなげるかたちにさせて頂きました。
【第4回目 締切 : 7月27日(木)】ご購入希望の団体・個人を募ります。
これまでの実証実験やご利用者の方々の声を反映して、MeWディスペンサーは進化しています。
【MeWディスペンサー第4世代】 多様なサイズのナプキンに対応して、箱の中の大きさを可変式に改良しました!
〜詳細は、下記リンクをご確認ください〜
Day1 3月8日20:30-21:15 でMeWディスペンサーについてご紹介し、トイレ内での生理用品無償提供についてもパネラーの方々とお話します。(要:事前申し込み)
Femtech Japan2022でご縁をいただいた、My Happy Second Lifeの原之薗様にMeW Projectをインタビューしていただきました。My Happy Second Lifeは年齢にとらわれない、「何歳だから」「もう年だから」を「今こそ」に変換。をコンセプトに世界中から集めたトピック、ライフスタイルをメディアを通して発信しています。
女性が抱える「月経の課題」に向き合う、MeW Project とは!?
よどマガ!10月号のSDGs ACTION @YODOGAWA にMeWディスペンサーを紹介していただきました。
女性の生理に伴う負担を軽減しようと、大阪・枚方市で無償で使える生理用品を市役所のトイレに置いておく実証実験が行われています。この実証実験は、生理に伴う負担を軽減し…
MeWメンバーの熊野、三浦ペアが学生団体の6分ピッチでMeW Projectの魅力を大阪大学総長補佐 堂目 卓生先生、2025年日本国際博覧会協会 会場運営プロデューサー 石川 勝さんにアピールしました。パネルディスカッションには熊野が登壇し、他の学生団体、堂目先生、石川プロデューサーと熱い議論を交わしました。
MeW dispenserの販売するにあたって購入希望数を募ることにしました!複数のイベントにて「どこで買えますか?」「一般向けに販売されていますか?」というお声から、MeW Dispenserを一般向けに販売することに決定致しました!MeW ディスペンサーは、現在のところ受注生産となっており、1回あたりの生産ロット数によって価格が大きく異なります。全体の受注数が増えれば価格が下がります。そのため、Google formにて購入希望調査を募ります。
【締切 : 11月15日】皆様のMenstrual Wellbeingがディスペンサーの設置によって促進されますように。
〜下記リンクよりご希望台数承っております〜
詳しくはこちら>
⼤阪・関⻄万博“ほぼ”1000 ⽇前イベント「Road to 2025!! TEAM EXPO FES」
MeWディスペンサーが、Japan Timesで紹介されました!
月経衛生の日(MHデー)は、すべての女性と女児にとって良好な月経の健康と衛生(MHH: Menstrual Health and Hygiene)を促進するために、非営利団体、政府機関、個人、民間セクター、メディアの声と行動を結集する世界的なアドボカシー・プラットフォームです。
大阪大学共創DAY@EXPOCITY 2022『つながろう! SDGsアドベンチャー』
2022年2月28日
①普通タイプの使い捨てナプキン
②ノンポリマータイプの使い捨てナプキン(経血の吸収体である高吸収ポリマーが含まれないもの)
③タンポン(国によってはタンポン利用が一般的なところもあり、多文化共生の観点から配備)がディスペンサーに入っています。
3月8日は「国際女性デー」です。経済的な理由で生理用品を購入できない女性がいるという「生理の貧困」が社会問題となる中、コンビニエンスストアや大学で、生理用品の提供や寄付など、様々な取り組みが行われています…
第4回の勉強会では、「月経教育と包括的性教育」をテーマに開催しました。参加人数は、18名(うち男性3名)で、様々な分野から参加者が集まりました。
2021年12月 大阪府生活協同組合連合会と大阪大学生活協同組合を通じて、府の災害備蓄品であった生理用ナプキンをご寄贈頂きました! ありがとうございます!
「阪大人科のトイレに無償の生理用品が現れた理由とは…?」
第3回の勉強会では、「コロナ禍と月経」をテーマに開催しました。参加者数は、21名で学部生から社会人学生、教職員など、幅広い年代の方にご参加いただきました。
月経(生理)は災害時も止まらない! ~避難所や学校のトイレ内で生理用品が提供される仕組みを~
日本トイレ研究所(Japan Toilet Labo.)
大阪大学吹田キャンパス内にある人間科学部/人間科学研究科棟内の女子トイレおよび多目的トイレに、生理用品の無償提供用ディスペンサーの設置をします(実証実験期間:2021年9月~2022年2月)。利用状況をモニタリングし、ディスペンサー設置と維持管理の課題、生理用品の無償提供による効果を明らかにします。
月経に関する意識調査を行い、生理用品というモノにとどまらない月経をめぐる諸課題について明らかにします。調査方法は、ディスペンサーにつけたQRコードを経由して質問票調査に回答頂くものに加え、インタビューやフォーカス・グループ・ディスカッション(FGDs)も用います。
月経にまつわる事柄について、勉強会やディスカッション、ワークショップなどを月1回程度開催します。開催予定のイベントについてのお知らせ、終了後のイベントについての報告を掲載します。
共生学系 国際協力学
関心事:月経をめぐるウェルビーイングとは
共生学系 共生教育論
関心事:セクシュアル・ヘルスとジェンダー構築
社会学・人間学系 文化社会学
関心事:男性社会の終焉
ユネスコチェア運営室
関心事:初潮と閉経
共生学系 国際協力学 博士前期課程
関心事:月経から見た社会
共生学系 国際協力学
関心事:フェムテックと月経観
共生学系 国際協力学
関心事:男性への月経教育
医学研究科保健学 ウィメンズヘルス科学
関心事:女性の健康とフェミニズム
社会・人類学系 人類学
関心事:生命、祈り、コスモロジー